ココロとカラダを健幸へ 
薬膳料理

         

梅雨の養生

梅雨の湿気で弱った胃腸を助ける

梅雨の時期は湿度が高すぎると発汗がうまく行われず、
余分な水分が排出ができなくなりむくみをおこします。
中医学ではこれを「湿邪(しつじゃ)」と言います。
 
梅雨の湿気で「湿邪」が溜まると「脾臓」の働きが弱ります。
「脾」は胃の奥に存在し、胃と共に食べ物の消化吸収を行い、
「脾」が弱ると食事をしても栄養が作り出せず、
エネルギー不足で疲れやすく、
食欲不振、吐き気、下痢、むくみなどの
様々な不調が出てきます。 

水キムチ

 
りんごや夏野菜をのせて、ヨーグルトと酢で発酵させる。
カラダ潤わせて美肌に。
 


脾臓、胃、美肌、初夏

夏のミネストローネ

 
ハトムギはイボを取ったりニキビ対策に効果的。
肌に潤いで美肌。
夏は色の濃い野菜でインナービューティをめざしましょう。 


ハトムギ、ズッキーニ、インナービューティー、初夏、美肌 


冬のポカポカ薬膳

黒のチカラで「養腎」

薬膳では、寒い冬に弱りやすい『腎』を養うためにも黒い食材と身体を温める食材が有効です。冬の身体のベース作りに『黒』のチカラを取り入れ『養腎』し、未病予防。
長い冬を乗り切りましょう。
 

薬膳鍋

 

鍋料理、養腎、冬

薬膳おせち

 

おせち料理、冬


春の彩り薬膳

「肝」に栄養を

春になると活動量が増え、新陳代謝も活発になるので、気の巡りを管理する『肝』への負担が高まります。『肝』に必要な栄養を、補う事が大切です。


富有柿薬膳

柿→性味・甘、寒(涼) 入経:肺、腸胃

現代研究では中枢神経を鎮静させて咳を止めたり痰きり、高血圧や慢性気管支炎、動脈硬化に有効と言われています。
食性が寒の為に、脾胃の虚寒傾向の方には単独での多食はおすすめできません。
温かさを補うことで、虚寒傾向の方にも美味しく楽しんで頂ける薬膳料理になります。
 

柿と百合根の炊き込みご飯

 
百合根は肺や気管を潤し、肌に潤いを与える効果があると言われています。
乾燥肌の方、肌トラブルのある方にはぜひオススメです。
胃液の分泌を促し食欲増進作用のある大葉で、秋にぴったりの薬膳です。
 


柿料理、エイジング、秋

柿の天ぷら

 
シンプルに柿をそのまま天ぷらに。
身体を冷やす寒性の柿を温めて調理する事で、冷えを予防の効果が期待できます。

 


柿、秋